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世界選手権レースレポート

片山梨絵レースレポート

日時:2008年6月22日(日)
大会名:2008 UCI マウンテンバイク世界選手権 
開催場所:イタリア Val Di Sole,
天候:晴れ  気温:31度
周回数:スタートループ+5周 (29.14 kms)
結果:女子エリートクラス 39位
1. FULLANA Margarita (ESP) 1:39:01
2. SPITZ Sabine (GER) 1:40:44(+1:43)
3. KALENTIEVA Irina (RUS) 1:41:21(+2:20)
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39. KATAYAMA Rie JPN 1:57:35 (+ 18:34)

14日土曜日にイタリアへ出発、ミラノマルペンサ空港からバスで峠を越え、家を出てから20時間後には滞在先であるマレーのホテルへ到着しました。今回最初のレースは火曜日に行われた国対抗のチームリレー。4人一組で20カ国がエントリーしていました。日本のオーダーは1走:小野寺(U23)、2走:合田(Jr)、3走:片山(女子)、4走:山本(エリート)の順番で各選手がXCコースをまるまる1周づつしていきます(20~25分程度)。スタートダッシュで各国代表選手の先頭を引いているのはなんと日本の小野寺選手!興奮しながらW-UPを続けました。この日のコースコンディションは超マッド。重い路面にぐじゃぐちゃの下りで、どの選手も苦戦しているようです。合田選手からタッチされて、私の順番がスタートしました。男子選手に2人ほど抜かされ、イメージのように上がらないスピードに苦戦しながらも精一杯脚をふり回していきました。コース中盤のダウンヒルセクションが綺麗にきまってからは集中力も増して、出し切った状態でアンカーの山本選手につなぎました。日本の結果は16位。私のラップタイムの女子選手の中での順位は良くも悪くもない11位。5日後の日曜日にあるクロスカントリーでは全体の半分以内(=30位 / 60人)を目指し、試走と調整を続けました。

リレーの肌寒い雨上がりとは打って変わって、クロスカントリー当日は真夏のような厳しい暑さでした。体力を温存するため外で待機できる時間を最小限に抑え、スタッフの協力も得てスムーズにスタートエリアへ。氷嚢で体を冷やしながらスタートを待ちました。今年はワールドカップも、大陸選手権のポイントもまだ入っていないので、かなり後ろからのスタートです。スタート後、じわじわ順位を上げていくも、少し道幅が狭くなったところで3人ほど絡まって落車。私も足を付いてしまい、また速度ゼロからのスタートになってしまいました。ここで前1/3ほどの集団とは間が開いてしまいました。ダンシングで選手をパスしようと思ったら、さっきの落車でバーエンドが曲がってしまいました。・・・といっても構っている暇は無いのでそのまま前へ進みます。ゲレンデは順調にこなし、勾配のキツイ登りに差し掛かったところで、世界との差を大きく感じることになりました。とにかく、力強い!何とか食らい付いていきたい気持ちはあっても、いっぱいいっぱいな体がフリーズ状態で思うように踏み込めず、ただただペダルを回転させて登りきることしかできませんでした。下りパートは試走の時点でスピードに乗って好きなコースだったので、レースでも何人かの選手を抜かしながら攻めて下っていきました。2周目。クライミングをこなすごとに選手がバラけて大きな集団はできず、3名くらいで走っていました。コース中盤のフラット区間でついペダルを緩めてしまった隙にニュージーランドの選手にパスされてしまいました。下りは遅かったのでラインを変えて抜かそうかと思ったら落車。せっかくのペースメーカーに置いていかれてしまいました。その周回は集中が途切れ途切れで、もう一度大クラッシュをして次はハンドルを曲げてしまいました。登りの負荷がきつすぎて、得意なはずの下りパートにも苦戦することになってしまいまいた。とにかく苦しかったレース。結果は完走こそできたものの、目標とするトップから15分以内も、30位以内も果たせずに悔しいレースでした。
今までは登りよりも平地で外国人選手のパワフルペダリングにかなわないと感じて強化してきたのですが、今回は登り。緩やかな登りでは付いていけても、斜度のある登りで想像以上に周りの選手を速く感じました。各国内でも五輪選考会などがあり、どの選手もパワーアップしているのでしょうか。日本のレースだとペダルを踏まずに、回転でやり過ごすような斜度のある登りでも、海外レベルの選手は踏んで、攻めて、登っていってしまいました。何年後かには日本のMTB選手もより強く・層が厚くなり、ワールドカップランキングで代表選考会を出来るくらいに成熟すると良いのですが。そんなことを考えるよりも、今は、自分に今できることを精一杯やるのが大切!とにかく、レース中もレース後も国内レースとは比にならないほどの負荷が自分の体にかかっていました。この痛みともいえるような感覚が自分の細胞に、記憶に残っているうちに、それと同等かそれ以上の負荷がかかるようなトレーニングをこなし、7月下旬のワールドカップ2連戦でさらに体を順応させ、北京で最高の走りをします。悔しい気持ちは、トレーニングをするには一番効果的なモチベーション。これを活かして、最後には笑えるよう、努力していきます。

使用機材
バイク:SPECIALIZED S-Works EPIC Carbon 
タイヤ:S-Works Fast trak LK スペシャルカットバージョン (1.8気圧)
http://www.specialized.com/bc/

ペダル:TIME ATAC XS TITAN CARBON
マッサージオイル:Sports Balm イエロー4
http://www.dinosaur-gr.com/

アイウエア:インテルカストバイクTJ 
http://www.h2.dion.ne.jp/~opt/

シューズ: パールイズミ ピーアイバガボンド®M4 ウーメン

コンディショニング:テクノリンク V-TRON  http://www.techno-link.co.jp/
         :日本カイロプラクティックセンター大船 http://www.joe39.net/


遅いUPでごめんなさい!