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2009 Absa Cape Epic遠征レポート⑪

3月27日(金)【ステージ6】
場所:OAK VALLEY 距離:86km 登坂:1546m
結果:ミックスクラス12位 走行時間:4:45.55,2

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全日程を通して、今年のケープエピックは他の年・他のステージレースと比べてとてもテクニカルなコースだと評されていたようだか、その中でも今日は最もテクニカルで危険といわれた日だった。
一方6日間荒れた路面を走り続けた私たちの体はというと・・・。腰が痛い、坐骨が痛い、補給を取れば歯が痛い。手のひらのマメが痛い、首が痛い、埃で喉が痛い。全身イタイ。二人とも鎮痛剤を飲んでスタートラインへと向かった。
残すはあと2ステージ。しかし2つだけだなんて簡単にはとても言えない。少しでも気を緩めようもんならもう1ミリも前へ進める気がしない。でも出来る!きっとできる!!緊張感をもっていればきっと乗り越えられる。
前半は岩場やガレ場が多く、過去2度の転倒シーンがよぎったが、安全にスムーズにクリアすることが出来た。辛すぎて悟りの境地に至ったのか、マウンテンバイクに出会えた自分の人生に感謝しながら走っていた。これだけ苦しいのにこんなにも楽しい。そんなに好きなものに出会えただなんて奇跡だ!
そして後半はシングルトラック天国!MTB用に作られたトレイルの下りが続く。どんどんペースを上げて、後ろの選手を引き離し、前の選手に追いついていく。同じミックスクラスのチームも見えて、勝負魂に火がついた。
最初は自分の首を締め付けていた順位へのこだわり。一度それを放棄し、それでも腐らず自己と戦い続けているうちに、それは大きな喜びとなって帰ってきた。疲労による体の痛みや負けたことに対する負の悔しさは心の表面にある感情で、それに全てを支配されてはならない。走り続けるためにはそういった表面の苦しさに負けていられず、もっと奥のほうの自分を見つめながら、探しながら前へ進み続けた。そこで出会った心のずっと奥にある穏やかで澄んだ気持ち。そこで見た本当の自分は純粋に、ただ競技が大好きだった。競い合い上を目指す向上心。パワーみなぎるモチベーション。人と人との相乗効果によって、自分をPUSHできる喜び。レースは楽しい!