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アドベンチャーイン富士見〜レースレポート〜

日時:2009年5月17日(日)
開催場所:長野県 諏訪郡 富士見パノラマリゾート周辺
天候:雨・マッドコンディション 
距離:50km(入笠林道・富士見パノラマDH Cコースを含む、特設コース)
結果:MTB50kmの部・女子総合優勝
1, 片山梨絵(SPECIALIZED) 2時間47分20秒
2, 中込由香里(SY-Nak SPECIALIZED) 2時間56分16秒
3, 矢沢みつみ(Team corratec) 2時間57分26秒

いつものクロスカントリーレースとは少し異なるアドベンチャーレース。スタートから一気に1000mUPで入笠山の頂上まで登り、山の上の林道を周回して、富士見パノラマスキー場のダウンヒルCコースを下ってくる、合計50kmのレース。今まで何度か出場したことがあるのですが、この手のロングレースはどうも苦手で、いつも苦しい思いをしていました。しかし今年はケープエピック(マウンテンバイクステージレース)を経験してレベルアップしているはず。長距離レースのペース配分もだいぶ掴んできたので、イメージもばっちりです。そんな雰囲気が出てしまっていたのか、スタート前に轍屋自転車店・店主の鏑木さんと、エリートライダーの小田島さんに挑戦状をたたきつけられてしまいました。
スタート後のパレード区間が終わって間もなく、10名ほどの男子トップ集団から遅れをとりながらも、悪くないペースを刻んでいました。オフロードに入ってしばらくすると、前に鏑木店長らしき背中が。確信を持てないまま等間隔で登り続けました。第1補給所を過ぎたころからだんだんその差を詰めて追いつき、鏑木店長と一緒に走行。「あれ?前の小田島さんじゃない?」「ほんとだ!」そんな会話を交わしつつ、前を追います。後半鏑木店長が前に出てからはそのペースについていけずにまた単独になってしまいましたが、見える範囲で小田島さんと鏑木店長の一緒に走るパックが走っていました。頂上につき、平坦と下りが入り混じり始めたころから加速して、一気に前に追いつきました。「とりあえず、元気なうちに女子の底力を見せてやるか!」と2人の前を引きます。これで千切ることができたら爽快だったんですが、逆にライバルのスイッチを入れてしまった模様。かなりRのキツイ林道下りで小田島さんのアタック!う〜、悔しいが付いていけない。そこからしばらくは穏やかな登り。時間をかけてじっくり追いつき、小田島さんの後ろをしっかりマーク。しばらくは小田島さん、鏑木店長、私の3人でパックになったり、ちょっと離れてしまったり、を繰り返していました。またまた林道の下りにさしかかり、「千切れてたまるものか〜」と必死に小田島さんを追いかけていると、左コーナーで大クラッシュ。前輪はゆがんでいわゆる「ポテチ」状態。ハンドルはあらぬ方向を向き、バーエンドは折れて、シフトレバーまでも曲がる始末。起き上がって真っ先に深呼吸をしてみたところ、痛みがなかったのでアバラはセーフ!これなら走れる!後ろを走っていた店長に「大丈夫、先に行って!」と口で言いながら、目で「助けて」と訴えてみたところ、「メカニック>レーサー」との優しいご判断で走れるようにバイクの応急処置をして下さいました(笑)。そう、鏑木店長は04年からずっと私のメカニシャンを務めてくださっているのです。ありがたい!再スタートを切ってしばらくは
梨「小田島さんに置いてかれちゃってごめんなさいね。」
鏑「でも途中まででも一緒に走れて良かったじゃん。」
梨「ですよね〜。今日は調子良かったのにな〜。残念です。まぁ、あとはゆっくり行きますわ〜。」
なんて感じですっかりツーリングモード。しかし、前輪ポテチでも意外と違和感なく登れることが分かってくると、このペースじゃ遅いなぁ、と感じるようになってきました。それなりに疲れているのでマイペースで走るのが一番楽なため、恩を仇で返すようで申しわけないけど容赦なく前に出て単独走行開始。下りは時々バイクが変な動きをするので安全第一のゆっくり走行。それなのに、キツイ登りにさしかかったときに再び小田島さんが見えたのです!「追いついてこの悲惨な前輪を見せてやる〜。」と思ったけど僅かに届かず、Cコースの下りへ突入。転んだ時はゴンドラ駅まで走ってゴンドラで下ることも考えていたのですが、気がついたらレースモードに戻っていてそのまま下り始めました。前半のハイスピード区間は壊れたバイクの挙動をつかみ切っていないので何時でも停止できるスピードにコントロール。時々安全な直線でブレーキをリリースしてみると、これまた意外と普通に走れる。調子が出てきたところで後ろから鏑木店長に追いつかれ一緒に走行。前を譲ろうとしたけど、ジェントルカブラギが「いいよ」と言ってくれるので、なるべく迷惑をかけないように攻めて走行。前輪の歪みのことなどすっかり忘れてしまいました。後半のセクションはスリックタイヤを履いている鏑木店長はかなり滑る様子。Cコース無敵の男を誇る鏑木店長をまさにそのコースで千切れるだなんて、この上ない快感。ガンガン攻めます。そのままレースモードで最後のゲレンデをアタックし、そのままゴール。男子総合9位相当のタイムでした。
今回、健脚男子のお二人とレースが出来てとても楽しかったです。登りでもヒラヒラ千切れ、下りでは置いてけぼりでしたが、コンスタントに走っていると何度でも追いつく事が出来たのが収穫です。もうちょっと強くなって、先頭交代しながらレースできるようになると、さらにエキサイトですね。また胸を貸してください!あいにくのお天気となってしまった今大会ですが、私は白熱レースのお陰で震えることなく、素晴らしいコースを走り切ることができました。他の参加者の皆さんもこの過酷な天候の中、50kmものコースを走り切ったことでとても誇らしい充足感に包まれていました。ライバルたちとレースするもよし、自分に向き合うもよし、仲間と一緒にゴールを目指すもよし。さまざまなレベルの人たちが一緒になって楽しめる、最高の大会でしたよね。参加者のみなさん、運営のみなさん、楽しい時間を共有できたことに感謝します!

使用機材
バイク:SPECIALIZED S-Works Era FSR 
タイヤ:S-WORKS SAUSERWIND™ 2BLISS2.0(1.9気圧)
ペダル:TIME ATAC XS TITAN CARBON
マッサージオイル:Sports Balm イエロー2・シャモワクリーム
アイウエア:メガネナカジマ
ニュートリション:パワージェル レース中2個摂取
コンディショニング:日本カイロプラクティックセンター大船 

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写真:信州ふぉとふぉと館