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ワールドカップ第5戦レースレポート

レース名:UCI World Cup Cross-Country OLYMPIC #5
日時:2010年7月31日 11:15〜
場所:Val di Sole(イタリア)
結果:Women Elite 32位(102人出走)
1、 WLOSZCZOWSKA Maja(POL) 1:23:00
2、 PENDREL Catharine(CAN) +00:05
3、 KALENTIEVA Irina(RUS)+00:14
4、 COMPTON Katherine(USA) +00:20
5、 NASH Katerina(CZE)+00:58
32、KATAYAMA Rie(JPN) +8:07

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2年前に世界選手権が開催されたバルディソレにてワールドカップ第5戦が開催された。2年前とはややレイアウトの変更があったが、とにかく登りがキツイコースという印象はそのままだ(というか、エスカレートしている?!)。一番軽いギアを使っても回転数が下がってしまうような激登坂が3か所もあった。下りは先週のシャンペリーのようなマウンテンバイクらしいテクニカルさは少ないが、フカフカした土質のオフキャンバーでのスピードの出し方にはてこずった。
去年の春に出場したMTBステージレースで出会った友人がここのローカルライダーなため再会を楽しみ、フードゾーンでのヘルプまでお願いすることができた。ワールドカップで毎回お世話になっているSPECIALIZEDのファクトリーチームも「困った時はいつでもおいで」とウエルカムしてくれて、個人参戦とは思えない素晴らしい環境でレースに臨むことができた。
 今回のスタートループは芝地で道幅の広い区間が長く脚力さえあれば前に行きやすい。先週の様な失敗は出来ないので入念にウォーミングアップをした。今回の第1目標はとにかくスタートループとファーストラップの順位を上げること。後半の事は考えずに号砲とともに全力を尽くした。52番目の位置からスタートしてスタートループの通過は43位。先週のように後退はしなかったので良かったものの、目標とするトップ20に入るにはパワーが足りない。このパワーに対応できるだけの新しい練習が必要だ。
その位置から1周目、2周目は周回ごとに4つずつ順位を上げていく。最後の2周は前後に選手が見えるまま途中抜きつ抜かれつを繰り返して同じ力の者同士の戦い。心が試される。今まで自分はナショナル選手権や五輪をかけた戦いなど大切な試合は勝ってきたので勝負強い方かと思っていたけど、実はこういう競り合いになると転んでしまう事が多かった。最近はそういった心の面での勝負強さを意識しながら過ごしていたので、それを発揮することがレース後半の目標だ。抜かされても焦ることなく、集中を切らすことなく、自分のベストの走りを続けて得意パートで抜き返す。凸凹が多いゲレンデでは愛車S-WORKS ERAのフルサスがギャップを吸収してくれるのでぐんぐん踏んで加速できる。最終ラップ。前の選手との差がじわじわ小さくなっていく。が、前も2人で競り合っているので追いつけそうで追いつけない。そして、私の後ろからさっきまで競り合っていた選手が再び迫ってきている。ゴールまで数百メートル。ナショナルチームのメカニックとしてお世話になっていて、今は海外チームで働くバスマンから檄が飛ぶ。「絶対ここでは負けられない。ここで勝たなきゃ、次のステップへ進まなきゃ。」とかなり集中して最後のスプリント。逃げ切ることができた。ゴール後、競り合った選手と笑顔で握手を交わせた時、レースっていいなぁ、と心から思えた。世界中の先週と力をぶつけ合い、引き出しあいながら、留まることなく階段を登っていきたい。


使用機材
バイク:SPECIALIZED S-Works Era 
タイヤ:SPECIALIZED S-WORKS FAST TRACK LK
ペダル: ATAC TITAN CARBON
マッサージオイル:Sports Balm イエロー3
アイウエア:SPECIALIZED ARC TERRA SMALL
アイウエア調整:メガネナカジマ
ニュートリション:パワージェル
データ:POLAR RS800CX BIKE
レースウエアー:WAVE-ONE
コンディショニング:日本カイロプラクティックセンター大船 
テーピング:New-HALE
メカニックサポート:轍屋自転車店