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女性アスリートと出産。

安藤美姫選手、お母さんになったんですね~。
1か月で練習再開し、ソチ五輪に向けて頑張っているみたい。
健康が一番だけど、五輪で彼女の可憐な滑りを見たいなぁなんて思います。
母アスリートが増えると、現役アスリートの生き方に選択肢が増えて良いなぁ!
選手として活動していた9年間は私にとってとっても大切な時間だったけど、人生のすべてではない。
女性として生きるながーい人生の一部です。

私には現役中に産む勇気がなかった上に、この先2年の在外研修を終えて帰ってきたら35歳オーバーのマル高なので説得力がないかもしれないけど(苦笑)、だからこそ伝えたい。
現役の女性アスリートが知っておくべき知識として、以前JISSで受けた女性アスリートライフサポートワークショップの一部を紹介したいと思います。

妊娠への準備~現役中からできること~
【知識として】
*女性の卵子の数は生まれる前、お母さんのおなかの中にいる間に最大ピークとなり、出生後からどんどん減少していく。
*グラフを見ると、20代のうちに減少していった卵子は30前ぐらいから40歳過ぎまで、かなり低い値で横ばい。
*妊孕能(妊娠する能力)低下の始まりは平均31歳
*不妊の始まりは平均41歳
*高齢出産は35歳以上の出産の事をいう(2010年では出産の約25%)
*高齢出産には流産、早産、ダウン症増加、各種合併症の増加がある
*出産を経験して現役復帰した選手は日本も含めて多数いる

【できること①無月経を放置しない】
*無月経(3か月以上の月経停止)を放置しない
→疲労骨折の予防、妊孕能の維持
*無月経を起こさないためには「運動量にたいするエネルギー摂取量が少ない期間」を長期化させないことが大切。ウエイトコントロールを計画的に
*また、ストレスも無月経を引き起こす
*無月経アスリートの婦人科検診歴はなんと36%!まずは受診を!

【できること②避妊も重要】
*現役中の妊娠を望まない場合は、コンドームや低用量ピルで避妊を

【できること③婦人科検診を】
*女性アスリートの婦人科検診受診率は4%と非常に低い!
*年1回は婦人科検診を受けて病気の早期発見を。
(大会前に行われる代表選手のメディカルチェックには婦人科項目が含まれていない)

ワークショップの要約は以上です。

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写真:鈴木英之
去年の秋に来日したガンリタ選手。
つい先日もXCマラソンの世界チャンピオンになったママアスリートです。
彼女はオリンピック、ワールドカップ、世界選手権で数えきれないほどの勝利を収めているけど、こんな風に語っていました。
「サイクリングは私にとって人生のほんの一部。子供はもうすべて!!!(へぇ~って反応の私に対して)あなたはまだ信じてないだろうけど、産んでみなさい!わかるから。そして子供が欲しいなら、あまり長く待ちすぎないことよ」
あ、、、忠告守れてない(涙)。